dionomusuko tech blog

大学生エンジニアの日常

エンジニア就活を終えて

この記事はCA21アドベントカレンダー13日目の記事です。

久しぶりの投稿になります。

最近は大学で後輩に向けて就活について話すイベントをしたりと振り返ることが多く、またアドベントカレンダーといった機会をもらったので

就活に関して何度も書き直していた記事を公開したいと思います。

はじめに

このような内容を書くのは自分がいろんな人の就活ブログを参考にすることが多かったので、その中の一つとして残していきたいと考えたからです。

私の主観が多く入っていますが、参考になれば幸いです。

※ 今回はWeb系企業の就活記としてのお話になるので、別の業界の方にはあまり役に立たない情報になると思います🙏

私について

地方私立大学で情報系を専攻している学部4年生です。

学部3年時に授業で扱っていたRubyRuby on Rails)で作ってみたいサービスがあったのですが、実はこの時コードが全くかけない状態でした。その焦りとサービスを作ってみたいという気持ちが相まって人一倍プログラミングにのめり込んでいきました。

最近はGoやGCPを使ったサービスの開発や卒業研究をしています。

来年からサイバーエージェントさんでバックエンドエンジニアとしてお世話になる予定です。

就活の流れ

後輩とかによく私の就活の流れが聞きたいと言われることがあるので簡単にまとめています。

11月〜12月(就活初期)

サービス開発が楽しかったのでこれを仕事にしたいなと思い、学部3年時の11月から就活を始めました。

最初は気になったWeb系の会社にエントリーをしていたのですが、志望理由があまり定まっていなかったり、コンピュータサイエンスの知識が全くなかったりで一次面接で落ちることが多く悩んでいました。

落ちた理由を自分なりに試行錯誤しながらガクチカや強み・弱み・将来やりたいことを書き出していたのですが、就活サイトをみていくうちに「そこに載っている強みパクった方がいいなぁ」とか思うようになり、だんだんサイトのコピペをそのままESに書いて面接で回答するようになっていきました

そうしているといつの間にか5社からお祈りをもらっていました(それはそう)。

この頃から「自分は本当にエンジニアになれるのだろうか」 「エンジニアになれなくて今勉強していることが無駄になるんじゃないか」と考えるようになり辛くなってきたので、年末から1月にかけて就活を一時中断するようにしました(あのまま続けていたら大変なことになっていたと思うので今考えるといい判断)。

1〜2月(就活中期)

中断している間に、時間をとって自己分析コーディングテストの勉強をしました。ここで、志望理由ややりたいことを言語化できるようになったので1月末から就活を再開しました。

また、いろんな方の就活ブログを読み漁っていると、逆求人イベントに参加することをおすすめしているものが多かったのでサポーターズ さんの3月にある逆求人イベントに申し込みました。

3月〜5月(就活後期)

3月あたりにコロナウイルスが蔓延し、サポーターズ さんの逆求人イベントが中止になりオンラインを検討されることになりました。さらに、経済の悪化や採用人数の減少などの話を聞くようになり、ここから「エンジニアになれるのか」といった不安が「社会人になれるのか」という不安に変わっていきました。

ですが、参加していたTechTrainさんのSlackでオンライン逆求人をやるというのを見つけて、即座に応募したことは今でも鮮明に覚えています。

同じ時期に、サポーターズさんの逆求人もオンラインで開催されることになり、結果として週4〜5回は面接か面談をしている状況になりました(エントリーは計画的にしましょうw)。

軸や自己分析が深掘りできてからは、面接でも自信を持ってお話しすることができるようになりお祈りされることも無くなり4月中旬に初内定をもらいました!!

ずっとエンジニアになれないんじゃないかと悩みを抱えていたので、すごいホッとしたことを覚えています。

そして、ここからは数社内定をもらい

5月末に内定承諾をし就活を終えました。

会社選びの軸

私は

  • 熱量高く開発を行っている

  • 新規事業(0→1)の開発に関われる

  • 技術だけでなくビジネスなど幅広く働ける

  • 日本最大のユーザー数やトラフィックがあるサービスがある

  • 複数の事業をやっている

この5つの軸をもとに企業選びをしていました。

自分のやりたいことから逆算して決めるのが良いと思います。

伝えたいこと

自己分析を時間をとって行おう

就活の流れで結構出てきますが、ここがしっかりできてないと落ちます。

こんなことをやりました。

  • 目標・やりたいこと・過去の挫折体験ををまとめる
  • エムグラムエニアグラム診断などで強み・弱みを知る→当てはまると思うところは深掘りする(重要!)
  • 友人に客観的な評価を聞く

逆質問をしっかり考えよう

企業研究をやった上で、自分の目標などと結びつけたことを質問できると良いと思います。

例えば、私の場合「新規事業に関わりたい」といった目標があったので

面接官の方に目標を伝えた上で、

  • 新規事業に力を入れているのか?

  • 新卒でも新規事業に関われるのか?

といった内容を聞いていました。

興味のあるイベントなどには積極的に参加しよう

逆求人やインターンなどのイベントで「レベル高そうだし無理だろ」みたいなことを思ってエントリーしないと後から「なんであのとき…」みたいな後悔をします。少しでも気になるイベントだったら何も考えずにとりあえず申し込んでみてください!

私もある会社の人事さんに「インターンにエントリーしたいが技術力が…」みたいなことを話したところ「応募することで自分に対してマイナスになることがあるの?マイナスな点がすぐ見つからないなら応募したらどう?」と言われ、「ただエントリーすることにビビっていただけなんだなぁ」と気付かされました。

コーディングテストの対策を早めにしよう

問題(アルゴリズムSQL正規表現APIなど)の対策に時間がかかるので早めに勉強して覚えておきましょう。

アルゴリズムAtCoderを使って練習するのがおすすめです。

GitHubにできるだけ毎日草を生やそう

毎日コードを書くためにいろんなことを調べるので技術系の記事を読む習慣ができ、いい感じにインプットとアウトプットが両立できます。そして、自分のGitHubの草の写真をとって、逆求人などのイベントで見せると結構いい反応がもらえるので是非やってみてください。 いきなり毎日コードを書くのはハードですが少しづつ継続していくと良いです。

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私の草

逆求人イベントに参加しよう

1日中面談をするのでキツいですが、技術に対してフィードバックをもらえたり、多くの会社と接点を持てたり、面接の練習になったりとメリットは多いのでおすすめです!

就活中に使ったサービス

サポーターズ

逆求人のイベントに参加するために使いました。

私のように地方に住んでいる方で、東京で開催されるサポーターズ主催のイベントに参加すると支援金がもらえるのでおすすめです!(就活は移動費やホテル代など結構お金かかります…)

talent.supporterz.jp

TechTrain

特にお世話になったサービス!

就活に関する相談や面接の練習、逆求人などで使いました。

週1回無料でメンターさんと1on1できるので、技術や就活に関して相談したいことがある人は是非使ってみてください!

techbowl.co.jp

さいごに

私のように高い技術力や長期のインターン経験がなくても、やりたいことを言語化してそれに向けてアクションをしているとメガベンチャーと呼ばれる会社から内定もらえるということを伝えたいと思い書きました。

就活はゴールではなくスタートラインに立つためのものなので(使いたかったw) 今後は「技術力やリーダーシップを持って事業を引っ張っていけるようになる」といった目標を持って、それに向けてアクションしていこうと思っています。

今回の記事が皆さんの役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

@dionomusukoといったアカウントでTwitterもやっておりますので、気になること・質問があればDMください。

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www.cyberagent.co.jp

参考になった記事

railsアプリをawsを使ってリリースした話

  • はじめに
  • なぜリリースしたのか?
  • 機能
    • アプリケーション
    • aws関係
  • 辛かったところ
  • 参考サイト
  • 今後の展望
  • 最後に

はじめに

お久しぶりです。

最近railsで作ったアプリケーションをawsを使ってリリースしたので、それについて書いていきます。

github: https://github.com/dionomusuko URL: https://www.asakara.work/

なぜリリースしたのか?

いつかは自分の制作したアプリケーションをデプロイしたいな〜と考えていたのですが、なかなか手を出せておらず企業の方や友人にアプリのFBをもらった時に、「リリースしたら?」とよく言われていたので強い気持ちをもって始めました。

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